由布日記 由布の人の日々の暮らしについて
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2025年10月27日

「題:湯治・健康を取り戻した事」

written by 中山 孝幸さん

由布日記をお読みの皆さま

2025年5月に配属になった地域おこし協力隊の中山です。
今回、わたしの体験談を共有させて頂きます。

由布市に来る前は、年齢(アラカン)や仕事の多忙により、年々体重が増加。
そして体重の増加に比例する様に、人間ドックの各種数値が悪化。

・要治療
・再検査の必要有り
・痛風発症の恐れあり、日頃から運動を意識するように

見たくない医者からのコメントが年々増加。

だんだんと基礎代謝も落ち、比例して不健康な体になっていました。
コロナ自粛からの週の半分自宅勤務可能の新しいルールも体には、いいことがありません。
医者のススメから、対策として下記を行いました。

・週2回ゴールドジムでプライベートトレーニングをおこなう。
・年1回1週間の湯治にいく、仕事はWEBで

しかし体重減少と数値改善は遅々として進まず、かろうじて不健康体MAXにならないレベル。

ところが、由布市に着任すると、わずか3ヵ月で体質が改善!
人間ドックの数値は、20代のころの数値、まさかのAll A判定(異常なし)

なぜだろうか?

秘密は、地元の銭湯にあった。
銭湯は、当然ながら由布院の温泉である。

人気の5万から10万の高級温泉宿と成分は同じである。

毎日、地元のおじさん、子ども達と銭湯で大きな湯船に浸かる。
皆さん、自宅からマイシャンプーやマイ石鹸を桶に入れて通われている。

「今日は早いね」と井戸端会議ではなく、湯船会議だ。

働きつつ湯治で身体を癒す。

勤務時間も事務所まで徒歩10分。
銭湯まで徒歩15分。
スーパーまで徒歩10分。

全てが生きていく環境に最適だ。

さらに由布院は、九州の魅力的な温泉地と車を活用すると近い。

わたしは、由布院を温泉ハブのコアに位置づけている。

平日は湯布院町の温泉、週末は温泉を目指して、西へ・東へ、北へ・南に

・別府温泉八湯 車で37分

・ラムネ温泉 車で48分

・黒川温泉 車で57分

・阿蘇内牧温泉 車で1時間15分

・南阿蘇温泉郷 車で1時間49分

・山鹿温泉 車で1時間54分

・嬉野温泉 車で1時間55分

・平山温泉 車で1時間56分

まさしく、湯治ざんまい。

※こちらは、由布市ツーリストインフォメーションセンターです。

表紙は、こちらの2階展望デッキより撮影した由布岳です。


中山孝幸 Takayuki Nakayama
地域おこし協力隊(商工観光課)

MBA・経営学博士、事業承継コンサルタント、アトツギ婚活推進
研究テーマ:少子高齢化・事業承継・温泉観光による地域振興・民泊問題

外資系企業勤務時に、多忙から体を壊したが、鳥取の三朝温泉で湯治により病が完治。
湯治の重要性を痛感する。
大分県にはIT移住プログラムでWEBマーケティングスキルを習得し移住。
第2の人生はグローバルから地域振興で社会貢献を目指しています。

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