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由布市について 由布市の気候や環境について
ご紹介しています。

由布市の概要

由布市は、大分県のほぼ中央に位置し、北は宇佐市と別府市、南は竹田市、東は大分市、西は玖珠郡(玖珠町と九重町)に接しています。

東西24.7km、南北23.4kmにわたり、面積は319.32km² です。北部から南西部にかけては由布岳や黒岳など1,000m級の山々が連なり、由布岳の麓には標高約450mの由布院盆地が形成されています。これらの山々を源とする河川が大分川を形成し東西に流れています。中央部から東部にかけては、山麓地帯と大分川からの河岸段丘が広がっています。

由布市の気候は、標高の高い由布院盆地に代表される西部や北部では気温の日較差が大きく、冬には最低気温が氷点下になることも多く、積雪に見舞われる内陸性気候と、中央部から東部にかけての標高の低い地域の、雨が少なく温暖な瀬戸内気候とに二分されます。

農林業は、米を中心に野菜、花き、果実の栽培や畜産が盛んですが、農家数・農家人口とも減少しています。工業については、企業誘致の効果もあり、製造品出荷額は増加傾向にあります。

商業については、社会環境の変化や大規模店の進出などにより商店数は減少傾向にありますが、新規店舗の創業や進出はめざましく、新たな商業拠点地域が形成されています。

観光業については、温泉や豊かな自然などに恵まれており、特に湯布院地域は保養温泉地として多くの観光客が訪れています。

由布市でつくられているもの

⼤分県のほぼ中央に位置する由布市は、豊かな⾃然に恵まれ、梨や⽶をはじめ多くの農産物がつくられています。

  • 梨

    芳醇な甘みと果汁たっぷりの梨。9月~10月の梨シーズンになると国道210号線沿い(通称梨ロード)に農園の直売所が並びます。

  • 米

    各地に広がる棚田で「ひのひかり」が主に生産されています。季節と共に緑色から黄色に色づく稲が由布市の風景を作り出しています。

  • いちご

    いちご

    鮮やかな赤い色味、甘さと酸味のバランスがとれた大分県のオリジナル品種「ベリーツ」などが主に生産されています。

  • ゆず

    ゆず

    下湯平地域ではゆずの生産が盛んで、ゆず胡椒などの加工品はお土産にも最適です。

  • ほうれん草

    ほうれん草

    湯布院地域の冷涼な気候を活かし、夏場を中心に生産されています。

  • ブルーベリー

    ブルーベリー

    6月~7月期間限定で、粒が大きく皮が薄くてとても甘いのが特徴。ブルーベリージャムやヨーグルトなどの加工品も販売されています。