ゆっくり長く
由布暮らし
今回は2月12日に挾間町谷地域で開催した移住者交流会についてご紹介します。
谷地域の皆さまにご協力いただき、実りあるイベントとなりました。
今回の移住者交流会では由布市に移住してきた方を対象に谷地域を知っていただきながら、地域の方や移住者の皆さまで交流していただくことを目的として開催しました。
ー当日の様子ー
午前中は中恵公民館でスタートし、参加者による自己紹介と地域の方から歴史や文化について学びました。
その後、谷地域に移住され、地域で活動されている渕野さんご夫婦の元へ移動し、カレーマルシェや刃物研ぎについて学び、また自然と触れ合いながら地域を巡りました。
ランチは渕野さんにご用意いただき、地域の食材を使ったお弁当をいただきました。
午前中の地域巡りで伺った時から美味しそうな香りがしていましたが、予想以上の味でした!
午後はグループディスカッションを行いました。
参加者と地域の方にグループに分かれていただき、由布市に移住して良かったこと・今抱えている悩み・今後どう乗り越えていくかなどのテーマに沿って交流しました。
ー当日までの道のりー
今年度の移住者交流会は立命館アジア太平洋大学 (APU)の教授方や学生の皆さまとも連携しながら、谷地域の研究やイベントの企画を行いました。
イベントを企画するにあたり、まずはフィールドワークや地域の方との交流を通して自然的、社会的、人的及び経済的な観点から谷地域について理解を深めました。その後、教授方や学生との意見交換を通して移住者交流会の企画を行いました。
その後、学生から谷地域の方々へ研究成果を発表し、交流会が行われました。
発表では海外や県内の事例を紹介しながら小学校を中心とした活性化、生物多様性を活かした移住・定住化などの提案が行われました。
私は由布市に移住して約9ヶ月経ちますが、今回のイベントを通して多くの方と巡り合い、多大なるサポートをいただきました。この経験を通して由布市の温かさを実感しました。そして、当日交流会にご参加いただいた方々、谷地域の方々やAPUの皆さまと交流する中で由布市の魅力を知ることができました。
参加者の皆さまにおかれましては、移住者交流会を通して少しでも谷地域について知っていただき、今後の生活に役立てられるものを持ち帰って頂けたなら幸いです。
今後も由布市の活性化に向けたイベントを実施していきたいと思います。
ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。
H.S
地域おこし協力隊(移住・定住担当)
東京都大田区生まれ。大学を卒業後、専門商社でデジタルマーケティング・プロモーション活動を担当。学生の頃から由布市に訪れることが多く、豊富な自然・文化が盛んな地での暮らしに魅力を感じ由布市へ移住。
■Instagram https://www.instagram.com/yufu_okoshi/?hI=ja