由布日記 由布の人の日々の暮らしについて
ご紹介しています。

2022年10月12日

由布日記がはじまります!

written by 岡田鹿乃子さん

こんにちは。
大分県由布市で地域おこし協力隊として活動している岡田鹿乃子(オカダカノコ)です。

これから、新しくなった由布市の移住ポータルサイトで“ 由布日記 ”がはじまります。

由布日記とは、“由布市で暮らしている方、由布市を知りたい方、由布市へ移住したい方へむけて、様々な由布暮らしを知っていただきたい”という想いのもとはじめた日記です。
日々の暮らしについて、これから開催するイベントについて、由布市の地域についてなど、ホームページやパンフレットなどではなかなかわからないところをこちらの由布日記でお伝えできればと思っています。

由布市にお住まいの方も、由布市へ移住をご検討されている方もお時間あるときにぜひのぞいてみてくださいね。

まず初回は、自己紹介と由布暮らしの中で最近気になることをご紹介したいと思います。

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プロフィール

名前: 岡田鹿乃子(オカダカノコ)
出身地: 東京都
協力隊着任時期: 2020年8月~(3年目)
担当していること: 移住定住担当
趣味: 染織・畑しごと・竹細工・お茶 など

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普段は由布市役所本庁舎で移住の相談を受けたり、空き家バンクの物件のご紹介などを行ったりしています。コロナが落ち着いているときは東京や大阪へ行き由布市の紹介を行ったり、移住相談を受けたりもしています。ぜひお気軽にご相談ください。

そして、私が最近由布暮らしで気になることは“ 草刈り”です。
この夏、草刈りを必死にやりました!
由布市で染織をやりたいと考えていて、糸のもとになる棉花や麻、藍染めの藍の葉などを育てるために
農地を借りました!

すぐに染織植物を育てられると思いきや…まずは、農地の管理が必要でした。
夏にはぐんぐん草がのびるので、いたるところでブンブンいわせて地域のみなさん草刈りをされます。
東京に住んでいた頃は草刈りをする現場を見ることもほとんどなく、もちろん草刈り機を使ったこともありませんでした。由布市に来てから地域の方に教えてもらい、今では混合ガソリンを注いだり、刃を付け替えたり、どうやったらきれいに刈れるか考えたりしながら、少しずつ1人で草刈りができるようになってきました。

草がのびるのは暑い夏の時期。みなさん涼しい時間を狙って草を刈るので、朝6時台から草刈り機の音が聞こえてきたりします。タオルで汗を拭きながら、もこもこの緑のモンスターのようなかたまりを刈るのは本当に大変。刈っても刈っても、目の前にはモンスターが立ちはだかります(小まめに草刈りができていないからなのですが…)。それでも、ふと後ろを振り返ると草刈り後の道がきれいにできていて、スッキリ清々しい気持ちになります。
慣れない中、四苦八苦しながら草刈りをする様子を見て、地域のみなさんが「がんばりよんな」「ぼちぼちやりよ」などと声をかけてくれたり、差し入れを届けてくれたりと、それがなにより嬉しく励みになりました!

由布市に移住してきて棚田が美しい地域だなと感動しました。
それもみんな地域の方が1年に何度も何度も草刈りをして、草を焼いて、田植えをして、稲刈りをして…
繰り返し繰り返し手を入れて。そうしてこの風景ができているのだなと今ならわかります。
今では「あの畦(あぜ)がきれいだな」とか、「あの斜面はどう切るんだろう」と農地観察をするようになりました。私はまだまだ草刈り未熟者ですが、自分が借りている土地を整えながら棉花や藍をたくさん植えていきたいなと思っています。

これから、様々な人が様々な角度で由布暮らしについて記事を書いていく予定です。
ぜひ楽しみにしていてください。

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岡田鹿乃子 Okada Kanoko

地域おこし協力隊
(移住定住担当)

東京都三鷹市生まれ。大学で染織を学び、アパレル業界で販売やお店づくりに携わる。子供の頃から祖父母の住む大分を毎年訪れており、大分が大好き。自然豊かな場所でものづくりをしたいと思い、由布市へ移住。

■由布市地域おこし協力隊インスタ
https://www.instagram.com/yufu_okoshi/?hl=ja

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