由布日記 由布の人の日々の暮らしについて
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2023年11月7日

りごう? RIGOU?

written by 下田 佳さん

― 移住4か月、食の気づき―

はじめまして、地域おこし協力隊のKです。

由布市に移住をして4か月、由布市の夏を満喫させていただき、見事に肥えさせていただきました。

東京に30年住み美味しい食べ物はそこそこ食べてきたつもりでいました。

しかし、由布市に来て初めて気づいたのです。

調理方法や見た目、ロケ-ションも食事を楽しむ大事な事だと思います。でも分かったんです、やはり素材の新鮮さには勝てません!

糖度計での数値や輸送、保存方法など鮮度を保つためにたくさんの方が努力されているおかげで日々東京でも美味しいものは食べていたつもりでした。

違うんです!

朝、家で採ってきていただいた、きゅうり、ナス、かぼす、甘みや素材その物の味の濃さ調理をする前にすでに一つの料理が完成されています。

拙い文章しか書けない人間なので皆さんに伝えきれないのですが感じてください。

これから稲刈りが終わり、美味しい新米がまた幸せを運んでくれると思うと・・・

本当はここで食べた物や、食材の写真など載せるんでしょうね・・・

申し訳ないです、自分が食べるの優先でした。次回からは載せられるように撮影しときます・・・

かわりに令和大航海時代の写真載せておきます。

 ちなみに露天風呂も昼なら貸し切り状態ですよ。海上の景色を独占できます。

― 移住4か月、生命の気づき ―

普段、挾間庁舎で仕事をしているのですが、庁舎付近で鳩の抱卵から巣立ちまで観察することができました。

【抱卵期】

たまにお出かけされているみたいで撮影できました。
とにかく動かないです。
じっとしています。
生命の誕生です。色違うんですね。

巣立ち➀

クララが立った!(ハイジより)

巣立ち➁

なんでしょう、ちょっと親心が分かります。嬉しい半分、寂しい半分。

今まで家などでの飼育されている状態での繁殖は見てきたのですが、自然の環境での繁殖は初めて観察できました。

今の時代「自然との共生」というワードを聞いたりすることは多いと思いますが都心部で感じていた「自然との共生」とは全く違う意味だと思えます。

素晴らしい命の誕生を感じる一方、害獣や害虫の駆除も「自然との共生」の一部、というのも日々の暮らしでは大切な共生だと体感する事が出来ました。

以前住んでいた場所が繁華街だったため、駆除の意味合いが少し違う気がしています。

まだ4か月と短い期間なので、生命の気づきは少ないですが、今後、「自然との共生」を意識しつつ、体感できれば良いなと思っております。

― 移住4か月、言葉の気づき ―

由布市で生活している中で言葉の癒しを日々体感しています。

言葉を文字で表すのが難しいのですが「〇〇けん」「〇〇しちょん」など聞き慣れなかった言葉のオンパレ-ドですが、なぜかとても温かみを感じています。

よく「何もないところになんで移住してきたの?」と質問されますが、会話の一つひとつに温かみを感じ人間味を感じる事ができ癒しとなっており、「何もない」という質問には「目の前にあなたがいることで刺激や癒しなどがたくさんあります。ありがとうございます。」と心の中で返答しています。

正直、会話の1割程度は理解できない時があり、やり取りが不自然な時がありますが笑顔でスル-させていただいています。

ここでやっとタイトルに触れさせていただきます

「離合」

これ方言です。 ほぼ他の地域では理解されない単語だと思ってください。

移住当初、笑顔でスル-させてもらいました。

たぶん会話の流れで理解できない方はほぼ笑顔でスル-していると思います。

この先もこのような発見があれば由布日記にて報告させていただきます。

― 移住4か月、これから ―

まだまだ新発見の日々です。なんせスーパ-の弁当のお米が美味いってくらいで喜んでいる状態なので、これからどうしていきたいというより日々楽しいと思っているだけです。周りの方の優しさやサポ-トで楽しい生活が送れているので、今後、少しでも自分の経験を活かして、皆さんと一緒に楽しい日々にしていければと思っております。

今後、地域のイベントなど積極的に参加していきますので、気軽に声をかけていただけたら嬉しいです。むしろこちらから声をかけさせていただくので嫌がらないでください。

怪しい人間ではないです! 無害です!


下田 佳 Kei shimoda

由布市地域おこし協力隊(谷むらづくり協議会サポ-ト)

東京都江東区から移住 30年間アパレル業界で勤務する傍ら イベント開催

飲食店経営サポ-トなどを経験して 2023年6月より由布市挾間町に移住

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