由布日記 由布の人の日々の暮らしについて
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2024年1月23日

飯盛ヶ城(いもりがじょう)ハイキング

written by 重石 茉利奈さん

こんにちは。地域おこし協力隊の重石です。

由布院での2度目の冬がやってきました。

今年は12月に入ってからも暑さを感じる日が多かったので、のんびり冬支度をしていましたが、やっぱり由布院!朝晩はかなり冷え込み、雪も積もります。冷蔵庫より冷えた室内で寒さと戦っています。夜は湯たんぽでお布団の中をあたためて、今年は布団を4枚かけて寝ています。エアコンなどが苦手なのと寝室は電気を極力使いたくないので、いろんな工夫をしています。

先日、由布で出会った仲間たちと由布岳の麓にある飯盛ヶ城(いもりがじょう)へ山登りに行ってきました。由布院盆地から由布岳を眺めると、横に寄り添う様に並ぶ姿がとてもかわいい山です。由布岳登山と同じく、由布岳登山口からスタートしました。少し手前にある山なので途中から飯盛ヶ城をめざしていきます。

「由布岳登山口」までは、私の暮らす由布院からは車で15分程。

子どもでも登りやすいコースなのでぜひ訪れてみてほしいです。

由布岳登山口から美しい景色を眺めながら出発です。

ここには、登山される方だけでなく、草原の中にそびえ立つ美しい由布岳と四季折々の景色を楽しみに多くの観光客の方が訪れます。

登り始めて10分程で、見渡す景色の美しさに感動しました。

だんだんと道も険しくなり、落ち葉や石ころをかき分けながら進んでいきます。

鳥の鳴き声や木々の揺れる音、いろんな植物や生き物との出会い、登りごたえもありとても楽しめました。「ゆっくりね~」と声を掛け合い、途中で休憩をしながらのおやつタイムも欠かせません。

山道から、ひらけた景色に抜け、すすきがきらきらと太陽に輝く姿に、頂上まであと少し!と言うところまでやってきました。ここからがさらに険しく、みんなで声を掛けあいながら登っていきます。険しい道もみんなで手を取りあい、楽しみながら進んでいきました。子どもたちはどんどん登っていくので驚きです。

辿りついた瞬間の達成感、360度見渡せる美しい景色に包まれる感動。登り慣れていない人でもとても楽しめると思うのでオススメです!

山頂では手作りのお弁当をみんなで食べました。この時間を楽しみに登ってきました。どれも美味しそうなお弁当ばかりでしたが、すっかりおなかがペコペコで写真を撮り忘れてしまいました。由布で暮らす人たちのリアルなお弁当がご紹介できず残念です。

焼き魚定食に、揚げパン、サンドイッチ、おでんにおにぎり、コーヒーをいれておやつまでいただいて、ゆっくりと過ごしました。

出発の時には8人のメンバーで出発しましたが、帰りは10人に増えていました。

山での出会いも魅力のひとつです。

由布市には美しい川や、まだまだ訪れてみたい秘境がたくさんあります。この美しい自然を守りつつ、自然が大すきな仲間たちと日常の中で自然を感じる暮らしを大切に続けていきたいです。好きなものが同じ人たちと語りあい、笑いあい、過ごす時間はとても幸せを感じます。これからも広い自然を開拓していきたいと思います。


重石茉利奈 Marina Shigeishi

地域おこし協力隊(まちづくり観光局)

大分市出身。美容系の専門学校で化粧品販売について学ぶ中で、整えるスキンケアに注目し、20歳で上京、リラクゼーションサロンへ就職。ライフスタイルの提案や「より自分らしく自然体に」を、日々の生活の中で食やセルフケアなどを通し、学びを深めてきました。自然、動物、おんせんがすき。

大好きな故郷大分で自然を感じながら暮らしたいとおもい、大すきな由布市へ2022年3月に移住。

■Instagram:@yufu_tic

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